経験したことを書くブログ

逆子がなおらず予定帝王切開にて出産 手術前日と当日をレポート!

私は逆子が治らずに予定帝王切開となりました。



その時のレポートを書いていこうと思います。
なお、手術後1〜3日目はこちらです。
hata33.hatenablog.com


予定帝王切開の日付はどう決めるの?

私の病院は自由に決めることができました。

あ、土日だと割増料金だった気がします(笑)

大安や、夫が仕事を休める日、誕生日を口にしたときの雰囲気

などで日付を決めました。

両家の両親にも一応来られるか聞いておきました。



初孫だし出産する私より気合入ってたからね…


手術前日

予定帝王切開は前日から入院します。

NSTを受けて問題ないことを確認したらお昼を食べます。



その後は剃毛。

女性同士とは言え、下の毛を剃ってもらうのってすごいことですよね。

話しながらサバサバやってくれたので恥ずかしいとかはありませんでした。



夜ご飯を食べたら10時以降絶食となります。

水も飲んではいけません。

手術中に吐いた場合吐瀉物が喉に詰まる危険性があるためと説明されました。



私はありがたいことにここまで健康体で生きてきたので手術を受けたことってありません。

なのですごく緊張してしまい、夜中ツムツムをやっていました。


手術当日

朝起きると絶食のため朝ごはんは有りません。

着圧ソックス?みたいのを履かされました。かなり圧が効いていてキツイです。



その後、手術着に着替えて移動します。


手術前の処置

手術前はカテーテル、脊髄注射があります。

カテーテルを入れる

手術後は寝たきりになり自力でトイレにいけなくなるので、尿道カテーテルを入れます。

これでトイレ行かなくてもカテーテルの先にある袋に尿が溜まる仕組みです。



地味に痛かったです…

しかも尿道に何か入ってるのって違和感があります。

これは麻酔をしたら和らいでいきました。


脊髄注射で麻酔をかける

横向きに寝て、先生が背骨のあたりに麻酔を注射します。

これは痛いって聞きますが、当然痛いと思ってたし覚悟していたので私はそんなに痛くなかったです。



手術室はすごく寒かったのですが、なぜか麻酔をしたらじんわりと温かくなりました。

しばらくすると麻酔が効いているか確認されます。
・保冷剤を当てて冷たさを感じないか
・プラスチックでお腹を軽くチクチクして痛みを感じないか

しっかり効いていたのですが、怖くて何度も確認してもらいました。
この後麻酔の影響で異常に喉が渇き、声が出にくくなります。

手術〜誕生日まで

始めますという宣言と共に手術が開始されました。

引っ張られたり押されたり、という感じはありましたが何してるのかは全くわかりませんでした。
もちろん痛みもなし。
「はい、でまーす」の言葉とともに赤ちゃん誕生。

なんと手術開始から4分で生まれてきました!
空中にいる赤ちゃんを見て真っ先に抱いた感情は
「髪いっぱい生えてる」でした。
可愛いとか感動を差し置き、なんでそんなこと思ったのか分からないけど
本当に髪がいっぱい生えていたんですよね。
濡れてたからそう見えたのかも?

赤ちゃんはお腹から出てすぐとっても元気に泣いていて安心しました。
私はまだお腹が切られたままでカンガルーケアはできないので、赤ちゃんの手を少し触らせてもらいました。

(事前に「赤ちゃんの手を触りたい」と伝えていました)

先生に「10カ月お疲れ様」と声をかけられ、産声を聞いたら急に実感が湧き涙が出ました。

お腹を縫い合わせる

20〜30分位掛けてお腹の傷を閉じます。
麻酔と痛み止めの影響か、途中息が苦しくなり不安でした。
酸素濃度は心配ない数値なので大丈夫ですと励まされましたが、大げさな私はこのまま死んでしまったら…なんて考えてました(笑)

その間夫の喜んでいる声や赤ちゃんの泣き声などが隣の処置室から聞こえてきていました。
後で見たら傷口は大きいホッチキスみたいなもので止められていました。
縫うわけじゃないんですね!

手術後の流れ

処置後は担架に乗せられ病室へ移動します。
麻酔が効いているから痛くないしまだ元気でした。
ただ、異様に寒かった。
看護師さんによると、赤ちゃんを取りだした後震える人は多いらしいです。
ガタガタ震えて歯がぶつかり合うほどの寒さでした。

私、生む前は尿管のこととか気にしてたんです。
尿袋みたいのに尿が貯まるわけでしょ…
なのに義両親が来るのってちょっと嫌だな…。なんて。

けど、実際そんなこと全く気にならなかったです。
皆生まれた興奮でそれどころじゃないし、尿袋の存在なんて誰も気にしてないです。

手術後の痛みはどうか

手術から1時間くらいだった頃痛みが始まりました。
後陣痛を子宮収縮剤で強制的に起こしていたためその痛みでした。
ちなみに傷口自体は全く痛くありません。

この病院は座薬しか痛み止めがなく、しかもあんまり効かなくて
痛くて痛くて冷や汗をかきながらうなされていました。

痛みには波があるので、あまり痛くないときには赤ちゃんをの写真を見せてもらって和んだりしてました。
が…

「かわいい…ふふっ」
と微笑むだけでお腹へ激痛!

「笑わせないでよっ!」と理不尽に夫に怒っていました。

夕方赤ちゃんと対面

出産直後は羊水でずぶ濡れで肌も赤黒かった赤ちゃん。
夕方にはきれいにされて清潔な産着を着せられていました。
ふくふくしてて温かい…

私の指を小さいおててで握ってくる
月並みですが感動して温かい気持ちでした。

もちろん夜も絶飲食

手術前の夜から手術翌日の朝まで絶飲食
と説明を受けた時、私は耐えられるか不安でした。

食べることが大好きなのにそんなに食べなくて大丈夫だろうか?
と心配していたんです。

結果的には全然食べなくて平気だし…
というか

痛みでお腹なんて空きません


夜も痛みで汗ビッショリになりながら過ごしました。

次記事へ続きます。